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東京で生活費15万円で暮らすセミリタイヤーの家計簿公開

投稿日:2020年3月4日 更新日:

タイトル画像「東京で15万円で生活するセミリタイヤーの家計簿」

今回の記事では私の家計簿も公開しながらセミリタイヤーの生活費について紹介します。

この記事を書いている私は、実際に東京でセミリタイアをしています。
実感として感じるのは、家賃や物価の高さなど、都内でセミリタイアするにはちょっと工夫が必要だな、ということです。

この記事でわかること

・15万円で生活している支出の詳細
・家計簿を簡単かつ有用につけて、節約につなげる方法
・生活費を抑えるためのちょっとした知識

などなど、紹介していきます。

東京でのセミリタイアは、マイナス面も多いですが、交通機関が充実していて移動が楽であったり、私の趣味である「下町散策」のスポットや美術館・博物館の多さなど、プラス面もけっこうあります

東京でセミリタイアしている様子を感じてもらいながら、セミリタイアを検討したい人のお役に立てたら幸いです。

下の目次をざっと見るだけでも、要点がわかります。気になる箇所があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。



1.東京で生活費15万円で暮らすセミリタイヤーの家計簿公開

リンゴとメガネと色鉛筆の写真

私が毎日つけている家計簿から平均的な月の内容を紹介します。月によって支出に違いがあるので平均的なものを選んでいます。

【家計簿】東京でセミリタイア生活する管理人の1ヶ月の収支
収入
 1.副業 80,000円
 2.投資資金より補填 70,000円
合計 150,000円
支出
 1.食費・生活雑貨費 20,000円
 2.交際費・外食費 15,000円
 3.公共料金など 18,578円
 4.社会保険料など 24,676円
 5.家賃 63,000円
 6.その他(副業の経費など) 5,000円
合計 146,254円
 収支計  3,746円

※スマートフォンでご覧の方は左へスライドできます

収入に関しては、在宅ワークを中心にした副業と、それだけでは足りない分を投資資産から補填しています。

毎月必ず7万円を投資資産から切り崩すわけではなく、副業収入の金額で決めています。投資で生じた利益は複利の効果を狙って、なるべく再投資に回しています。配当金も直接生活費にはしないようにしています。

投資をする人のイラスト

※投資では目標年利に近づけるように運用しています。投資を収入と捉えるには、月給ではなく年収のように考える必要がありますね。

セミリタイアに有効な中長期投資について、気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。
関連記事:【実践セミリタイア・FIRE】中長期投資のやり方(わかりやすい3ステップ)

次項では、支出について家計簿をつけるコツを紹介します。

家計簿のイラスト

・節約のしやすさで分類すると便利

前項で紹介した家計簿は、実は一般的なものと分類が少し違っています。

これは家計簿をつける目的を「節約」と考えたときに、節約のしやすさでまとめた方が目標が立てやすく、現状の問題点も見やすくなるためです。

例えば「食費と生活雑貨」は主にスーパーやドラッグトアなどで日常的に買う物をまとめています。「食品と生活雑貨」で2万円以内に抑えよう、と目標を立てています。

一方で「交際費、外食費」は主に休日の過ごし方に関わるものです。

スーパーでの買い物と休日の過ごし方をごっちゃにした結果、何でもかんでも節約しようとして、自由に生きるための「セイリタイア生活」のはずが、ずいぶん窮屈なことになってしまうことも。

スーパーで買い物するイラスト

違う項目同士で、時には融通しあうこともあります。例えば、今月は「食費と生活雑貨」がかかってしまったので、外食を抑えようなど。そのような融通も、節約の観点で分類をしておいた方が、何を妥協し何を優先させようとしているのかがわかりやすくなります

また、社会保険料などは一度金額が決まってしまうと、もう変えることができません。そのようなものを固定費として別に捉える必要もあります。

人によってやりやすい分類は異なるかもしれませんが、これから家計簿を本格的に始めようと考えている方は、前項で紹介した家計簿の分類をたたき台にして頂けたらと思います。

後述の「2.各分類の内訳と節約ポイント」で、内容の詳細を紹介しています。

家計簿帳と電卓のイラスト

・家計簿アプリの有効活用

家計簿はセミリタイアでは欠かせないものです。

自分の生活費の現状を知ることで、節約や副業とのバランスをとっていくのがセミリタイアの生活の基本だからです。

ですが、習慣化するのは大変ですよね。私もどちらかというと家計簿を付けるのは、苦手な方でした。

始めたばかりのモチベーションが高い時はいいのですが、次第に面倒になってしまうものです。

やる気の無いイラスト

「後でまとめてやろう」

こう思い始めたら挫折する一歩手前です。後でまとめてやるのは夏休みの宿題と一緒で、時間も労力も余計にかかってしまいます。

そこでオススメするのが、スマートフォンの「家計簿アプリ」の有効活用です。買い物をしたら、その場で5秒、パパッと入力。無理せず楽するのが継続するコツですね。

家計簿アプリは、次の内容を満たす無料でシンプルなものがいいです。

  • 「食費」「交際費」など分類が自由に作成できる
  • 入力に時間がかからない(起動が軽い)
  • グラフなど視覚的にわかりやすい

スマートフォンのイラスト

私が使用している「家計簿 簡単お小遣い帳」は、自分で作成したカテゴリー(分類)を金額入力時に「セレクトボックス」でスピーディーに選べたり、グラフも見やすく、無料ですが不便を感じていません。iOS版しかないのが残念な点でしょうか。

家計簿アプリのスクリーンショットの写真(金額入力)

金額を入力して、セレクトボックスで選択するだけ

家計簿アプリのスクリーンショットの写真(グラフ)

月の進捗状況が円グラフでわかりやすい

自分にあったアプリを見つけるのが、家計簿を継続するコツですね。



2.各分類の内訳と節約ポイント

節約のイメージ写真

ここからは上で公開した「家計簿」の各分類ごとに、ポイントや節約のコツを紹介します。気になる項があればチェックしてみてください。

1) 食費、交際費は無理のない節約を

【家計簿】東京でセミリタイア生活する管理人の1ヶ月の収支(抜粋)
1.食費・生活雑貨費
※スーパーやドラッグストアなどで日常的に買うもの
 20,000円
2.交際費・外食費
※休日の過ごし方に関わるもの
 15,000円

※スマートフォンでご覧の方は左へスライドできます

食費や交際費は一番節約がしやすい項目ですね。が、生活の質にも直結します。過度に頑張りすぎずに、節約を楽しむくらいがちょうどいいと思います。

例えば、東京に住んでいる利点のひとつにスーパーの多さが上げられます。初めのうちは、少しでも安いものを求めて、スーパーをハシゴしました。そういうことが楽しめる人にはいいですが、私は別のことに時間を使いたいと思うようになりました。

スーパーマーケットのイラスト

体感としては、そのスーパーで一番安いものを買っていれば、総額はどこのスーパーもさほど変わりません。

何円、何十円の違いを追い続けず、時間の有効活用をするのが自分的な節約のコツです。

2) 公共料金は情報のアップデート大事

【家計簿】東京でセミリタイア生活する管理人の1ヶ月の収支(公共料金の内訳)
3.公共料金など 18,578円
内訳)電気・ガス料金 4,300円
 水道・下水料金 1,500円
 携帯・インターネット料金 10,980円
 その他サブスク(ブログ維持費など) 1,798円

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私が公共料金で行ってる節約のポイントは次のようになります。

  • 電気とガスをまとめて割引
    都内であれば選択肢は、「東京ガス」でまとめるか、「TEPCO」でまとめるかの2択です。1ヶ月の電気の使用量でどちらがお得がが変わります。契約電力30A以上必要であれば、東京ガスでまとめた方が一般的には安くなります。
  • ルームシェアで光熱費を折半(半額)
    ルームシェアに関しては「家賃」の項で説明します。

公共料金のイラスト

また、私は携帯・インターネット料金に金額がかかっています。
これは在宅ワーク(ノマド的なカフェ等での作業含む)で、安定的な通信環境や、ソフトバンクが提供している「SNS放題」とテザリングを求めた結果です。

しかし、最近は格安SIMの通信環境も安定してきているため、選択肢として検討しています。格安SIMやポケットwifiの利用で、現在よりで3~5000円ほど節約できる可能性があります。

公共料金は、知らないと損してしまうことが多いですね。電力自由化や、携帯会社もこの4月から楽天が本格参入することが決まり、料金競争が進みそうです。

状況は常に変わっていくので、定期的にチェックするといいですね。とは言えずっと気にしているのは疲れてしまうので、半年に1回くらいの確認で十分です。

インターネットのイラスト

3) 社会保険料など 初年度注意

【家計簿】東京でセミリタイア生活する管理人の1ヶ月の収支(社会保険料の内訳)
4.社会保険料など 24,676円
内訳)国民年金 16,410円
 国民健康保険料 3,600円
 生命保険料 4,666円

※スマートフォンでご覧の方は左へスライドできます

社会保険料は前年の年収などご自身の状況で決まってしまうので、日々の生活で節約できないものがほとんどです。これらは固定費と見る必要がありますね。

生命保険について

生命保険料の見直しをしたことがない人は、一度内容と料金を確認してみるといいですね。ただ、適切な保証の範囲は人によって違います。年齢や家族構成、独身なのかなど。私としては、保険料が1万円を超すのは少し多いかなと感じます。

保険を検討するイラスト

保険料は、ほぼ起こらないと想定されるリスクにどの程度備えるか? を考えることになります。

「恐れや心配」と「リスク」は混同してしまいがちですが、私は余計な不安にかき立てられたらリスクを数値化するようにしています。

リスク = 重篤度 × 頻度

数字として、他のリスクと大小が比較できるようになると検討の助けになります。

リスクを比較するイラスト

 

税金の所得控除について

国民年金、国民健康保険料、生命保険料は、社会保険料として税金の計算の元になる「所得」からマイナスすることができます。所得控除と呼ばれるものですね。他には、iDeCo(個人型確定拠出年金)も所得控除の対象となります。

ご自身の収入から控除される金額を考慮して、生命保険料やiDeCoの拠出金額を検討すると節税につながります。

iDeCoと節税の関係については、関連記事もよろしかったらご覧ください。
関連記事:セミリタイアにiDeCo(個人型確定拠出年金)は必要か?

保険証と年金手帳

注意ポイント

セミリタイアをした初年度は、国民健康保険や住民税が2年目以降より高くなります。
これらは前年の年収に応じて金額が決まるので、年収が下がるセミリタイア初年度であっても、前年までと同等の支払い額となってしまいます。

セミリタイアをするときは、この初年度の国民健康保険料や住民税をどうするか? 考えておくことが大事です。

国民健康保険料については、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:セミリタイア初年度の健康保険料について



4) 家賃 東京で暮らす一番のポイント

東京はとにかく家賃が高いです。

普通に考えれば、東京はセミリタイアをするのに向いていません。セミリタイアでは、生活にかかる固定費を安く済ませ、副業にかける時間を減らし、いかに自由な時間を確保するかが大事だからです。

家賃が高いイラスト

しかし、私と同様にどうしても東京で暮らす必要がある人もいます。そこで紹介できる方法は、ルームシェアです。

私はルームシェアをすることで、家賃と光熱費を抑えることができています。

しかし、ルームシェアは誰でもできるわけではないですね。私も手放しで全ての人にはオススメしません。ストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

・ルームシェア相手がいる(理解あるパートナーなど)
・賃貸契約でルームシェア可であるか
・共同生活で疲れてしまわない人

上のような課題がクリアできそうな人は、検討してみる価値があると思います。

ルームシェアのイラスト

3.セミリタイア生活では家計簿を有効活用しよう

家計簿のイメージ写真

今回の記事では東京で月15万円で生活する私の家計簿を公開しました。家計簿をつける目的は、生活費の現状を知って「節約」につなげるためです。

ですが、何もかも節約しようとせずに、優先順位をつけ、メリハリを持つことも大事です。

節約は「セミリタイア生活」をするための手段であって、目的ではありません。このことを見失ってしまうと、頑張りすぎてしまい、常に節約のことを考える漠然とした焦燥感で疲れてしまいます。

好きなことを優先して生きていくことに、セミリタイア生活をする価値があるのではないかなあと思います。

そして、本当に大事な検討は「生活費(節約)」「投資」「副業」のバランスをとることです。生活費の現状を知るツールとして、家計簿を有効活用したいですね。

関連記事:セミリタイアに必要な3つの検討(「節約」「投資」「副業」)



この記事のまとめ

1.東京で15万円で生活する家計簿はこちら

2.家計簿は次のように「節約」のしやすさで分類すると、目標や問題点がわかりやすい
 ・食費・生活雑貨
 ・交際費・外食費
 ・公共料金など(光熱費、携帯・通信、その他サブスクなど)
 ・社会保険料など(年金、保険、税金など)
 ・家賃
 ・その他(経費など、上とは区別したいもの)

3.家計簿は、費用が発生したその場でスマホアプリで入力
 → 後でまとめては、長続きしない原因に

4.節約は優先順位をつけ、メリハリが大事
5.公共料金の節約は、知らないと損することが多い
 → 定期的な情報のアップデートを
6.社会保険料など
 1)保険は、リスク=重篤度×頻度で数値化して本当に必要か考える
 2)社会保険料は、セミリタイア初年度高くなるので注意
7.東京でセミリタイアする場合は家賃対策を
 → ルームシェアも有効

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