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スマホで確定申告やってみた【マイナンバーカードで「e-tax」】

投稿日:2020年4月4日 更新日:

タイトル画像「スマホで確定申告」
今年(令和2年)から、確定申告がスマホだけで完結できるようになったことをご存じでしょうか?

今までも電子申請システム「e-Tax」の利用で、自宅にいながらWEB上で手続きすることができましたが、その「e-Tax」がスマホに完全対応したのです。

例年、確定申告の期間は、税務署の窓口は大変な混雑になります。「e-Tax」の利用で時間や労力を浪費せずに済むようになりましたが、スマホ対応となったことで時間も場所も選ばなくなったと言えます。

途中保存ができるので、ちょっとした時間で申告書作成が進められる
自宅、外出先を問わず、いつでも確定申告の作業ができる
対応スマホがあれば、マイナンバーカードを読み取るICカードリーダー不要

などなど、さらに便利になりました。

早速、私も今年の申告をスマホでやってみましたが、思っていた以上にスムーズに行えてビックリしています。

マイナンバーカードとイラスト

今回の記事では、スマホで確定申告をしてみた実体験にもとづいて、必要な準備や手順を完結にまとめました。全体の作業感をざっくりと把握できます。

今年の確定申告にもまだ間に合いますし、来年に向けて「簡単なら、スマホでやってみたいかも?」と考えている人のお役に立ちましたら幸いです。

下の目次を眺めるだけでも要点がわかるようになっています。気になる項目があれば、気軽に読んでみてください。



1.スマホで確定申告(マイナンバーカードで「e-Tax」)に必要なもの

ヘッドホンとカードと腕時計の写真

スマホで確定申告をするために必要なものは、IC情報が登録できる「マイナンバーカード(IC対応版)」「ICカードリーダー機能のあるスマホ」の2つだけです。

また事前に、専用アプリをダウンロードしておくと作業が中断されないのでよりスムーズに行えます。

・マイナンバーカード(IC対応版)

マイナンバーカードには、各種電子手続きに対応するためにICチップの埋め込まれたもの(IC対応版)と、住所・氏名・顔写真・マイナンバーだけが記載された「IC非対応版」があります。

もちろん、スマホで確定申告するためには「IC対応版」のマイナンバーカードが必要です。カード作成の申請時に、どちらのカードにするか選択があります。

マイナンバーカード裏面の写真

IC対応版は、カード裏面に金色のICチップが埋め込まれています

20年9月からキャッシュレス決済で、マイナンバーカードと連携した「マイナポイント」還元がはじまりますね。直前になると、申請も混み合うことが予想されます。

まだ持っていない方は、この機会にIC対応版のマイナンバーカードの作成をしておくと、今後何かと便利になると思います。

関連記事:IC対応版のマイナンバーカードの作り方や、マイナポイントについて

・ICカードリーダー機能のあるスマホ

マイナンバーカードのIC情報を読み取るために必要になります。

この2~3年内で発売されているスマホであれば、ほとんど問題なく使用できると思いますが、対応機種を以下のリンク先で確認してみてください。

リンク先:公的個人認証サービスポータルサイト「マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧(PDF)」

私は2017年に発売された「iPhoneX」を使用していますが、問題なく確定申告を行うことができました。

カードリーダーを使用するイラスト

・専用アプリのダウンロード

スマホで確定申告するためには、以下のアプリが必要になります。事前にインストール&設定をしておくと、後の手続きがスムーズです。

iPhone

「e-Tax」アプリ「マイナポータル」アプリ
申告書の電子送信に使用マイナンバーカード認証に使用 
Android

「e-Tax」アプリ「マイナポータル」アプリJPK利用者ソフト
申告書の電子送信に使用マイナンバーカード認証に使用Android用補助ソフト

「マイナポータル」と「e-Tax」を連携

インストールができたら「マイナポータル」と「e-Tax」をつなぐ(連携)設定をしましょう。

「マイナポータル」アプリを起動させて、「スマホでログイン」ボタンを押します。暗唱番号の入力とマイナンバーカードのIC情報読取りをします。

マイナポータルトップ画面

マイナポータル「利用者証明書の暗証番号入力」の写真

マイナンバーカード受取時に設定した数字4桁の暗証番号

マイナアプリの写真(IC読取り2)

画面のようにマイナンバーカードにスマホを接触

※マイナンバーカードを利用した認証手順は、どの手続きでもこのように「パスワード」→「スマホで読取り」の手順になります。覚えておくと混乱がありません。

認証に成功すると自動で「マイナポータル」サイトが開くので「もっとつながる」を選択します。移動後の画面で、国税電子申告・納税システム(e-Tax)」を連携させます。

 

マイナポータル「もっとつながるボタン」の写真

画面を下にスクロールさせると「もっとつながる」が出てきます

マイナポータル「つながっていないウェブサイト」の写真

「つながっていないウェブサイト」から「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」の「つなぐ」ボタンを押して連携させます

以上で準備は、おしまいです。



2.スマホで確定申告の手順

スマホを操作する写真

1) 確定申告書等作成コーナーへアクセス

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」(スマートフォン版)にアクセスします。

【URL】https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/smsp/top#bsctrl

確定申告書作成コーナー(トップ)の写真

画面に表示されている「作成開始」ボタンを押します。

※途中保存した続きから行うときには、その下の「保存データ利用」を押します。データの保存方法は「4) 途中保存のやり方」をご覧ください

この先、基本的には画面に表示される質問に答えていくだけです。

 

2) 本人確認(マイナンバーカード認証)

マイナンバーカード、「マイナポータル」アプリを使用して本人確認(認証)を行います。少し複雑に思えますが、図解すると以下のような仕組みになっています。

 

WEBサイトである「確定申告書等作成コーナー」での申告文書作成を中心にして、他のアプリやサイトが連携しています

 

下のような画面が表示されたら「マイナポータルへ」ボタンを押して、本人認証をしてください。認証方法は、事前設定時と一緒です。各アプリのダウンロードを促されますが、事前にダウンロードしていれば不要です。

確定申告書作成コーナー(マイナポータルへボタン)の写真

※「マイナポータル」アプリ、「e-Tax」アプリは事前にインストールしていれば、ここでのダウンロードは不要

3) 申告書の作成

確定申告書作成コーナー(申告書等の作成へボタン)の写真
上のような画面に移動したら、認証成功です。「所得税の申告書を作成される方はこちら」の「申請書等の作成へ」を押します。

確定申告書作成コーナーのトップへ戻って来ます。再び、「申請書作成」ボタンを押すことで確定申告の手続きを始めることができます。

 

確定申告書作成コーナー(トップ)の写真

 

画面に表示される質問に答え、必要な数値の入力で手続きを進めることができます。不明な項目については、ヘルプリンクも充実。基本はアナログの確定申告と一緒です。

 

確定申告書作成コーナー(申告書作成画面)の写真

申告書の作成画面

4) 途中保存のやり方

保存方法

作業を一時中断して、保存することもできます。各画面の右下に表示されている「入力データの一時保存(作業を中断する場合)」を押します。移動した画面で「入力中のデータをダウンロードする」を押します。

 

確定申告書作成コーナー(一時保存)の写真

確定申告書作成コーナー(保存ファイルをダウンロード)の写真

 

ダウンロードが完了すると、画面右上にアイコンが表示されます。タップするとダウンロードした保存ファイルを確認できます。

 

確定申告書作成コーナー(ダウンロードファイルの確認)の写真

保存データの利用方法

一時中断で保存した内容から手続きを再開するには、「確定申告書作成コーナー」のトップ画面から「保存データ利用」を選択します。移動した画面で「作成再開」を押します。

 

確定申告書作成コーナー(保存データ利用)の写真

確定申告書作成コーナー(作成再開ボタン)の写真

 

「①保存データの選択」→「②ブラウズ」→ 対象のファイルを選択します。

 

確定申告書作成コーナー(保存データの選択)の写真

 

5) 申告書の提出(送信)

デーや送信するイラスト

確定申告書類の入力や確認が終了したら、提出書類に「電子証明」を付与し送信します。
送信には「e-Tax」アプリが自動で起動し、対応します。

STEP1~STEP6までありますが、操作は難しくありません。ここまでと同じように画面の表示に従って、進めていきましょう。

途中、マイナンバーカードの「署名用電子証明書」のパスワード入力を求められます。これは数字4桁の暗証番号とは別に、マイナンバーカード受取り時に設定した「英数字6~16桁」のパスワードです。間違わないように注意しましょう。

マイナポータル「署名用電子証明書」の写真

署名用電子証明書のパスワードは「5回」間違えるとロックされ、窓口で再設定になります。注意しましょう

STEP6の終了を確認したら、スマホでの確定申告は完了となります。



3.まとめ「自宅でも、外出先でも空いた時間で確定申告」

スマホとコーヒーの写真

今回の記事では、今年(令和2年)からできるようになったばかりのスマホだけで確定申告する手順や、利点について解説をしました。

PC作業と比較するとやや細かい操作が多くなりますが、よくあるネットサービスの会員登録と同程度の操作で確定申告をすることができます。今年の確定申告を終わらせた方も、来年の申告に向けて検討してみてはいかがでしょうか。

改めて記事の内容を下にまとめました。ご活用ください。



この記事のまとめ

《スマホで確定申告するのに必要なもの》
・マイナンバーカード(IC対応版)
・ICカードリーダー機能のあるスマホ
・専用アプリ(無料ダウンロード)

《スマホで確定申告する手順》
1) 確定申告書等作成コーナーへアクセス
2) 本人確認(マイナンバーカード使用)
3) 申告書の作成
4) 申告書の提出(送信)
※作成中の申告書はスマホに保存可、続きから作業可

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