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【良い悪い比較】ネオモバとLINE証券どっちも使ってみて比較

タイトル画像「ネオモバとLINE証券を使ってみて比較」

スマホで手軽に投資ができると注目の証券会社「ネオモバ」「LINE証券」これから始めるならどちらがいいでしょうか?

両方利用してみた結果、結論を先に言うと、

《この記事の結論》

「1株から投資(単元未満株※」)に興味なし→ ネオモバ、LINE証券必要ない

(以下、1株から投資を前提に)

継続したコツコツ投資(特に高配当株)→ ネオモバ

月 1万円程の少額投資(投資デビュー)→ LINE証券

※単元未満株:国内株式は、通常100株単位で取引されます。これに対して1~99株で売買するものを単元未満株と言い、手数料が割高になります。単元未満株の手数料も証券会社により違いがあります

投資信託や、国内株式(100株単位)を運用したい方は、SBI証券や楽天証券で十分です。ネオモバやLINE証券は、少額で投資デビューしたい人や、単元未満株用のサブ口座を持ちたい人にオススメできます。

私は現在、投資で2,000万円以上をこつこつ運用し、月に換算すると8万円くらいの実績でぼちぼち暮らしています。目的に応じて、いくつか証券口座を使い分けていますが、ネオモバとLINE証券も実際に両方とも利用しています。

この記事では、上の結論についてもう少し詳しく知りたい人向けに、メリットやデメリットを比較しながら説明しています。目次を眺めるだけでも、要点がわかるようになっているので、気になる項目があればチェックしてみてくださいね。

ネオモバとLINE証券を比較するイラスト

 

1.【良い悪い比較】ネオモバとLINE証券どっちも使ってみて比較

1) ネオモバとLINE証券の概要

ネオモバ

ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、ネット証券会社の大手SBI証券を事業に持つ「SBIホールディングス株式会社」や、Tポイントを運営する「CCCマーケティング」を株主(※)に持つ証券会社で、Tポイント投資できるのが特徴です。19年4月の開業から1年9ヶ月で50万口座を達成し、スマホ証券と呼ばれる業界の中では、ダントツの口座数です。

※株主:SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社、SBIホールディングス株式会社、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、CCCマーケティング株式会社

プレスリリース:SBIネオモバイル証券、50万口座達成のお知らせ

LINE証券

LINE証券は、野村証券の親会社「野村ホールディングス」とLINEの子会社「LINE Financial 株式会社」が共同設立した証券会社です(19年6月開業)。使い慣れたLINEアプリの操作性そのままに「かんたん」「はじめやすい」のが特徴です。余ったLINEポイントやLINE payを投資に利用することもできます。

ネオモバもLINE証券も「スマホで投資できる」ことをアピールし、スマホ証券と呼ばれていますが、他の証券会社もスマホアプリを使用した取引は当たり前に行っています。単純にスマホ操作で投資ができることが特徴とは言えません

今まで投資に縁がなかった人に向けて、スマホを入口にした「かんたん」に「少額投資」できることが大きなポイントだと感じています。そのために、投資できる商品を絞ったり、独自の手数料設定をしています。次項では手数料や取扱い商品を比較していきます。

 

2) 手数料、投資できる商品、サービスを比較

まず、取扱い商品や、サービスの違いについてまとめました。比較の参考になるよう、ネット証券大手のSBI証券と楽天証券も並べています。

 

※更新日:2021年7月5日

国内株式(ETF含む)外国株投資信託手数料
ネオモバ単元株(100株単位):
約4,100銘柄
××月定額220円~
+Tポイント還元
(毎月200pt)※1
単元未満株: 上記同等
LINE証券単元株(100株単位) :
約3,700銘柄
×32銘柄買付無料、売却手数料有り
単元未満株: 1,000銘柄以上株価×0.2~0.5%
※夜間 1.0%
SBI証券単元株(100株単位):
約4,100銘柄
(9カ国)2,652銘柄注文毎の手数料、
又は1日定額制
単元未満株: 上記同等単元未満株:
注文金額×0.55% (最低55円)
楽天証券 単元株(100株単位):
約4,100銘柄

※単元未満株の取扱いなし
2,699銘柄注文毎の手数料、
又は1日定額制

※1 付与されるポイントは期間固定Tポイントです。サービスの一時停止等で利用料の支払いがない場合は付与されません
※スマートフォンでご覧の方は、表を左へスクロールできます

銘柄数やサービスを確認するイラスト

ネオモバの特徴は、大手証券会社にひけをとらない国内株式の取扱いがあり、単元未満株も含め、月定額で取引できることです。毎月200ptの期間固定Tポイント還元も見逃せません。

LINE証券の特徴は、単元未満株の売買に手数料ではなく「スプレッド(※)」というコストを支払うことです。これは取引金額に一定率をかけるため、少額取引では安くなります。

スプレッドについてはこちらをご覧ください

但し、100株単位の取引であれば、SBI証券や楽天証券などは「1日の合計注文金額 100万円まで」は「手数料無料」のサービスを実施しており、ネオモバやLINE証券のコストは見劣りしてしまいます。

※表中手数料は税抜価格 更新日:2021年6月1日

ネット証券
会社名
1日の合計注文金額による定額制(国内100株単位の売買)単元未満株
手数料
~50万円~100万円~200万円
SBI証券0円0円1,278円 注文金額×0.55%
(最低55円)
楽天証券0円0円2,200円取扱なし
松井証券0円1,100円2,200円注文金額×0.55%
岡三オンライン証券0円0円1,430円220円~※1
GMOクリック証券0円0円1238円取扱いなし


1回の注文毎にかかる手数料(国内100株単位の売却)※2

~5万円~10万円~20万円~50万円~100万円~150万円
LINE証券55円99円115円275円535円640円株価×0.2~0.5%
※昼休み,夜間1.0%


1ヶ月の合計注文金額による定額制(国内株1ヶ月の売買合計額)

~50万円~300万円
SBIネオモバイル証券220円→200pt還元(月定額) 1,100円→200pt還元
(月定額)
左記定額料金に含む

※スマートフォンでご覧の方は、表を左へスクロールできます

※1岡三オンライン証券の単元未満株取引手数料:(2万円まで)200円、(3万円まで)300円、(10万円まで)600円、以降10万円増加毎に+600円

※2LINE証券の国内株100株単位の買付け手数料は無料です。売却時のみ手数料有り。同一日に同一注文で複数の約定となった場合は、約定代金を合算し手数料を計算します。

手数料に苦しむイラスト

つまり、ネオモバとLINE証券が、他の大手証券会社に勝っている点は、単元未満株の少額取引にかかる手数料です

単元未満株の手数料は料率で設定されることが多いため、わかりやすいように「1株1,980円のJT株」を購入した場合で比較しました(尚、楽天証券は単元未満株の取扱いがありません)

※表中手数料は税込価格

JT(日本たばこ産業)を1株~50株買った場合の手数料比較 ※1株 1,980円として計算
(税込) ネオモバ
(SBIネオモバイル証券)
LINE証券
(株価×0.2%のスプレッド)
SBI証券
約定代金×0.55%(最低55円)
1株の手数料220円→200pt還元4円55円
(購入代金キャッシュバック)
5株の手数料220円→200pt還元20円55円
(購入代金キャッシュバック)
10株の手数料220円→200pt還元40円109円
(購入代金キャッシュバック)
20株の手数料  220円→200pt還元80円218円
(購入代金キャッシュバック)

※毎月付与されるポイントは、期間固定Tポイントです。サービスの一時停止等で利用料の支払いがない場合は付与されません
※スマートフォンでご覧の方は、表を左へスクロールできます

LINE証券は銘柄によりスプレッド率(※)が変わり(0.2~0.5%、昼休み・夜間1.0%)ますが、およそ1ヶ月に1万円までのお試し投資ならばLINE証券それ以上ならばネオモバの方が安くなります。

但し、ネオモバは支払いが「クレジットカードのみ」で、取引きのなかった月も最低「220円」サービス利用料がかかってしまう注意点があります。

手軽さで言えば、LINE証券。継続したこつこつ投資にはネオモバが使いやすいな~という実感があります。

スプレッド率についてはこちらをご覧ください

以上のことを踏まえて、次項からは「ネオモバ」や「LINE証券」は、具体的にどんな利用の仕方に合っているのか? を見ていきます。

 

2.ネオモバに合った使い方(メリット、デメリット)

・継続したコツコツ投資(高配当株など)向き

ネオモバの最大のメリットは、

月間売買金額が50万円まで
 → 実質手数料20円《 定額220円(税込)+期間固定Tポイント200pt還元 》

※サービスの一時停止等で利用料の支払いがない場合は、Tポイントは付与されません

です。しかし、これには注意しないといけないこともあります。

毎月の利用料金

・サービス利用料はクレジットカード払い。売買のない月も、最低220円(税込)かかる
 ※ 利用停止で次月分から支払いが停止します

支払いがクレジットカードのみで敷居が高くなるうえ、利用料が毎月最低220円(税込)かかるのはデメリットです。

ですが、積立するつもりで毎月1株以上買い続ける予定ならば、クレジットカード自体のポイントもたまっていきます。クレジットカード払いをデメリットと捉えるか、他社にないメリットと捉えるかは「コツコツ買付けを継続するかどうか?」によりますね。

コツコツ積立てるイラスト

売却時に注意

・月間50万円までには売却金額も含まれる。総額50万円以上の株式は、数量を分けて売却しないと手数料割高

これに関しては、月間50万円以下になるよう分散することで解決できます。分散売却することで、一度に安値で売却してしまうリスクを下げる運用がしたい人に向いていると言えます。

以上のことを踏まえると、

積立のつもりで株を毎月こつこつ買う
特に、売却予定のない高配当狙いの株に向いている

と言えます。高配当株は人気が高いため、株価が高いものも少なくありません。そのような人気株を単元未満株でこつこつ買い増していくのに、ネオモバは利用価値があります。

 

3.LINE証券に合った使い方(メリット、デメリット)

・使い慣れたLINEアプリでお試し投資向き

LINE証券のメリットのひとつは、

単元未満株の約定(売買確定)タイミングが即時

であることです。

単元未満株は通常、注文と約定(売買確定)タイミングにズレが生じます。それによって、注文をした段階で売買金額が決まっていません。これは投資に慣れていない人には、とてもわかりにく内容ですね。

参考までに「ネオモバ」や「SBI証券」で単元未満株の約定タイミングは次のようになります。

単元未満株の注文時間と売買金額(SBIネオモバイル証券、SBI証券)
注文時間売買金額(約定のタイミング)
0:00~7:00当日の前場(9:00~11:30)始値
7:00~10:30当日の後場(12:30~15:00)始値
10:30~13:30当日の後場終値
13:30~24:00翌営業日の前場始値

※スマホでご覧の方は左へスクロールできます

一方、LINE証券の「いちかぶ(単元未満株)」は、相対取引という仕組みで、即時約定になるため買付け・売却金額が注文時に決定しており、わかりやすいですね。

即時のイメージイラスト

次に2つ目のメリットとして、

月1万円程度の少額投資で、手数料(コスト)が業界最安値水準

です。ただし、注意しないと思わぬコストがかかることもあります。

株価の高い銘柄注意

・株価の高い「人気株」ではコストが割高になることも

LINE証券のコストは、スプレッドという「株価×一定率(0.2~0.5%)※」で計算されるので、当然、株価の高い銘柄ではコストも高くなります。

特に、1株5,000~8,000円を超えるような銘柄は注意です。常に購入金額に スプレッド率かけてみる習慣が必要になりますね。

 

※スプレッド率について

LINE証券では単元未満株で扱える1,000銘柄以上を4つのグループに分けて、それぞれでスプレッド率が違います。国内の有名企業315銘柄が「グループA」になっています。

【グループ別 取引時間】

グループA
 9:00-11:20、12:30-14:50(スプレッド率0.2%)
 11:30-12:20、17:00-21:00(スプレッド率1.0%)

グループB
 9:00-11:20、12:30-14:50(スプレッド率0.3%)

グループC
 9:00-11:20、12:30-14:50(スプレッド率0.4%)

グループD
 9:00-11:20、12:30-14:50(スプレッド率0.5%)

※時間帯はいずれも土日・祝日を除く
※各「グループ名」から、公式サイト掲載の銘柄一覧にリンクしています

時計とスマホでチャートを見る人のイラスト

取扱い銘柄

・単元未満株で購入できるのは「約1,000銘柄ほど(ETF含む)」と少なめ

これに関しては、国内の有名企業はほぼ揃っているので多くの人にとって問題ないと思いますが、安いコストを利用して新興企業をお試し買いする利用の仕方はできないことがあります。

以上のことを踏まえると、

使い慣れたLINEアプリの操作性で、1株から手軽にできる
※  月1万円程の売買まで
あまったLINEポイント、LINE payで、お試し投資してみたい

このような使い方に向いていると言えます。

ご自身の利用の仕方に向いているかな? という方は、次のリンクから公式サイトの似ようも確認してみてください。

 

実際にLINE証券を1年以上利用してみた実感をまとめた記事もあります。よろしければご活用ください。

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4.この記事のまとめ

今回の記事をまとめると、

《ネオモバ》
積立のつもりで株を毎月こつこつ買う
特に、売却予定のない高配当狙いの株に向いている

《LINE証券》
使い慣れたLINEアプリの操作性で、1株から手軽にできる(少額投資デビュー)
あまったLINEポイント、LINE payで、お試し投資してみたい

※ただし、1株から投資(単元未満株)に興味がないなら、両方とも利用しなくていい

となります。

投資を経済基盤にしている私は、LINE証券はタイムセールなど販促キャンペーンを中心にしたお試し投資用、ネオモバは単元未満株用のサブ口座として継続しています。試してみて自分に合っていなければ、利用を止める選択肢もありますね。口座の開設・維持に料金はかからないので、気軽に試せるのが良いところです。

皆さんもぜひ、ご自身の投資スタイルに合った利用の仕方を検討してみてください。

それでは、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!

 

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