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【ブログ】楽天証券とSBI証券つみたてNISAどっちがいい?

投稿日:2021年5月28日 更新日:

タイトル画像「楽天証券とSBI証券つみたてNISAどっちがいい?」

ネット証券会社の大手と言えば「楽天証券」「SBI証券」ですが、つみたてNISAを運用するならどっちに強みがあるでしょうか?

実際に両方の証券会社を使ってみて分かった「メリット」「デメリット」を比較。少しでも投資利率を向上させる為には、どっちを利用したら良いかコツをまとめた記事です。

私は現在、複数の証券会社で2,000万円以上をこつこつ運用し、月に換算すると8~10万円くらいの実績でぼちぼち暮らしています。楽天証券とSBI証券も、私が主に利用している証券口座のひとつです。

結論を先にまとめると、

《楽天証券、SBI証券のつみたてNISA》

・つみたてNISAをするなら、楽天証券のメリットは大きい
→ 楽天カードのつみたて支払いで、ポイント1%還元
※投資利率1%アップ、月5万円まで
※つみたてNISAの年間
上限枠40万円以内に収めるには、 月33,300円×12ヶ月

・SBI証券は、柔軟なつみたて方式が魅力
→ 「毎日」「毎週」「毎月」など細かく設定可
※2021年6月30日より、クレカ積立のポイント0.5%還元も注目

私は「ポイント還元」に注目して、楽天証券を選びました。つみたてNISAでは、長期運用(非課税期間は最大20年)が前提になるため、コツコツと積み上がるポイント還元がバカになりませんね

また、どちらの証券会社を利用したとしても、実際に「どんな投資信託を買うか?」「どのように運用していくか?」が安定した利益を得るために重要であることは言うまでもありません。

記事では、つみたてNISAを上手に活用するコツを交えて、投資信託の運用の実例を上げています。下の目次を眺めるだけでも、要点がわかりますので、気になる項目があればチェックしてみてください。

 

1.楽天証券とSBI証券のつみたてNISAを比較

・注目は「取扱い銘柄、ポイント還元、積立方式」

つみたてNISAは、個人投資家の少額投資を促進させる目的で「最大20年間、運用益が非課税」になる制度ですね。

これは国が行っている制度なので、実はどこの証券会社を選んだとしても、基本となる条件に違いがありません。主な共通部分を上げると、

《つみたてNISAの対象商品》

買付け手数料無料(ノーロード)
信託報酬(毎月の運用コスト※) 0.5%以下
*国内株のインデックス投信の場合
分配金の頻度が毎月でないこと など

※信託報酬:投資信託の運用元に支払う手数料。投資信託の保有額×年率を日に換算した額が、信託財産から毎日差し引かれます

NISAのイラスト

これらは「つみたてNISA」の条件として、厳格に定められています。各社サイトで、例えば「買付け手数料無料」と記載されていることを「独自サービスなのかな?」と勘違いしてしまうこともあるかもしれませんが、どこの証券会社も変わりません。

それでは何に注目すると良いでしょうか? 私は「投資信託の積立」における各社のサービスに注目してみました。

つみたてNISAをひと言で表せば「運用益が非課税になる投資信託の積立」です。各社、投信積立のサービス内容がそのまま、つみたてNISAでも適用されている場合がほとんどです。

特に「取扱い銘柄」「ポイント還元」「運用方式」に各社の差別化があります。次表では、この3点について「楽天証券」と「SBI証券」を比較してみました。

更新日:2021年7月11日

つみたてNISA
取扱い銘柄数
ポイント還元運用方式(積立タイミング)
名称(条件)還元率毎日毎週毎月
楽天証券

172件

楽天ポイント
(楽天カード支払い)
1%/月--
資産形成ポイント
※楽天ポイント
(投資信託の保有)
50ポイント/月~(※1)
ハッピープログラム
※楽天ポイント
(投資信託の保有)
3~10ポイント/月(※2)
SBI証券

172件

Vポイント
(三井住友カード支払い)
0.5~2%/月(※3)--
投信マイレージ
※Tポイント
(投資信託の保有)
0.01~0.2%/年(※4)

※1 ハッピープログラムとの併用不可。月間保有額が50万円以上など条件有り、保有額により獲得ポイントが変わります(詳細はこちら

※2 資産形成ポイントとの併用不可。楽天銀行と楽天証券の口座を連携させるマネーブリッジが必要。月間保有額が10万円以上など条件有り、保有額により獲得ポイントが変わります(詳細はこちら

※3 利用するカード種類により還元率が変わります。年会費無料カードの場合 0.5%です(詳細はこちら)

※4 保有している投資信託の銘柄によって還元率が変わります(詳細はこちら

上表では、取扱い銘柄数(つみたてNISAの条件満たしたもの)を記載しましたが、人気の高い投信は両社ともほとんど揃っています。楽天ファンドやSBI関連ファンドなど、各社に関連した銘柄が一部異なっています。

一番大事なのは、自分が買付けしたい銘柄を扱っているかどうかですね(銘柄の具体例は、次項を参照してください)

また、私はポイント還元にも注目しています。つみたてNISAは、長期間の運用が前提になるため、毎月の数百ポイントが、1年で数千ポイント、10年以上となれば数万ポイントになります。投資利率に影響してきますね。

コツコツ積立てるイラスト

以上のことを踏まえて、私は「楽天証券」で投資積立を運用しています。つみたてNISAでも楽天証券のメリットは変わらず、ポイント還元で1%利率がアップすることが大きいです。

SBI証券は、自由度の高い運用方式が特徴ですね。毎週、決まった曜日に買付ける等は、楽天証券ではできません。また、2021年6月30日より、クレカ積立によるポイント還元も始まりました。但し、年会費無料カードの場合、ポイント還元率 0.5%となります。

各社のより詳しい内容については、後の項目をご覧ください。

「2.【ポイント解説】楽天証券でつみたてNISA」

「3.【ポイント解説】SBI証券でつみたてNISA」

 

・楽天証券で「つみたてNISA」の運用実績

私は2019年から楽天証券で「つみたてNISA」を始めています。当社は年間上限枠「40万円」を使い切ることができませんでしたが、現在は計画的に「月3.3万円 ×12ヶ月 = 40万円」(※端数12月調整)の積立をしています。

資産額:61.7万円
投資額:48.7万円
損益(損益率):+12.9万円(+26.6%)

つみたてNISA資産額の画像

楽天証券 つみたてNISA 資産額

つみたてNISA資産額の推移画像

つみたてNISA 資産額の推移

楽天証券のつみたてNISAで運用している投資信託(2021年6月現在)
銘柄名買付け金額/月資産残高損益損益率
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)20,000円388,546円+88,546円+29.5%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)12,000円181,496円+31,496円+20.9%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス1,300円47,281円+9,781円+26.0%
合計33,300円617,323円+129,823円+26.6%

 

積立しているのは、日本株、米国株、新興国株のインデックス型投資信託です。本当は債券やリートも織り交ぜ、分散性の高い投資をしたいのですが、つみたてNISAの対象銘柄では、複合資産(※)しかないため、他の投資(つみたてNISA以外)とのバランスを考え買付けしていません。

※複合資産:株式や債券などを組み合わせて運用するファンド

損益率は「26.6%」と、リスクを抑えたインデックス型投資信託の割りには、高い利益率になっています。これは2020年コロナショックで市場が低迷してるときも、積立を継続した結果です。まさにドルコスト平均法(※)の恩恵ですね。

ドルコスト平均法:長期投資の手法のひとつ。毎月決まった額の買付けを長期間継続することで、市場価額が高い時には少ない口数を買付け、逆に安い時には多く買付けることができる

証券口座のイラスト

 

2.【ポイントまとめ】楽天証券でつみたてNISA

・「楽天カード+投信積立」→1%還元(利率1%アップ)

楽天証券で「つみたてNISA」を運用する最大のメリットは、楽天カードを利用したポイント還元です。

《楽天証券、つみたてNISAメリット》

投信100円を楽天カード払いで、1ポイント付与(還元率1%、月最大5万円まで)
※つみたてNISAの年間上限枠40万円以内に収めるには、 月33,300円×12ヶ月

獲得したポイントは、翌月以降の投信購入に利用可

楽天カードのイメージイラスト

つみたてNISA口座の支払いを楽天カードにするだけで、投資利率が1%向上します。月5万円までの制限がありますが、つみたてNISAの場合、年間最大40万円までの買付けに限定されるため、月換算で33,300円。問題ありませんね。

また、獲得ポイントを再投資に回すことができるため、複利の効果(※)を期待することもできます。複利の効果は、10年、20年と長期になるほど高い効果が得られるため、つみたてNISAとの相性も良いですね。

複利の効果のイメージ

※複利の効果:投資利益を再投資に回すことで雪だるま式に資産が増えていくこと

・選べる「資産形成ポイント」or「ハッピープログラム」

楽天証券では、投資信託をただ保有しているだけでポイントが付与される制度が2つあります。

還元率もさほど高くなく、SBI証券など他の証券会社でも実施しているところがありますが、「毎月が付与対象」「つみたてNISAも対象」となる点が嬉しいです。

但し、2つの制度(「資産形成ポイント」「ハッピープログラム」)は併用することが出来ません

資産形成ポイント

資産形成ポイント
・月初に50万円以上の投資信託の保有
→ 月末の保有額に応じてポイント付与(次表参照)
※楽天ポイント、又は楽天証券ポイントで付与

付与されるポイント
月末時の投資信託の保有額付与ポイント
50万円以上~200万円未満50ポイント
200万円以上~400万円未満100ポイント
400万円以上~600万円未満150ポイント
600万円以上~800万円未満200ポイント
800万円以上~1000万円未満300ポイント
1000万円以上~2000万円未満500ポイント
2000万円以上1,000ポイント

※月初50万円以上でも、月末に50万円未満の場合は付与されません(月中に売却した場合など

※ポイント付与対象外となる銘柄があります(詳細はこちら

ハッピープログラム

ハッピープログラム
・楽天証券と楽天銀行の口座を連携させるマネーブリッジ必要
・投資信託の月間平均保有額 10万円ごとに「3~10ポイント」
※楽天ポイントで付与
※獲得ポイントは保有する銘柄により異なります(詳細はこちら

 

私は楽天銀行の口座を利用しておらず、資産形成ポイントを獲得しています。投資信託の保有額が50万円を超えているため、毎月50ポイント付与。前項の楽天カード支払いで貰えるポイントと合わせて、投資利率が1.1%向上しています。

ちょっとしたオマケですが、「つみたてNISA」のように長期投資を前提にした場合、チリも積もれば山となっていきますね。

おまけのイラスト

まとめると

投信積立+楽天カードで1%還元(投資利率1%アップ)
※つみたてNISA年間枠を最大利用で「年4,000ポイント」
獲得したポイントを再投資することで複利の効果が狙える
・投資信託を保有しているだけでポイント貰える(但しオマケ程度)

 

楽天カードを利用した「つみたてNISA」にご興味のある方は、次のリンクから公式サイトも確認してみてください。楽天カードは加入キャンペーンも積極的に行っているので、内容をチェックしてみてもいいかもしれませんね。
 

 

 

3.【ポイントまとめ】SBI証券でつみたてNISA

・「毎日」「毎週」「毎月」柔軟な積立方式が魅力

SBI証券で「つみたてNISA」を運用する最大のメリットは「毎日」「毎週」「毎月」と買付けタイミングを選べることです。このような柔軟な買付けタイミングを楽天証券では対応していません。

SBI証券クレカ積立画面の写真

SBI証券「つみたてNISA」設定画面

柔軟な買付けタイミングによる利点は、買うタイミングを分散させ、高値で買付けるリスクを低減できることです

チャートを見る女性のイラスト

投資信託の積立では、定期的に決まった金額の買付けをすることで、市場価額が安い時に多い口数を買い、逆に市場価額が高い時には控えめの口数になります。安く買って、高く売る、投資の鉄則を深く考えずに実現でき、これをドルコスト平均法と言いますね。

例えば、月3万円の買付け1回と、週7,500円×4回(計3万円)を比較した場合、買付けタイミングが多いほど、値上がり・下がりの機会を多く捉えられます。市場の高値が長く続いている時期など、必ずしも回数が多い方が有利とは限りませんが、買うタイミングを分散させることで、少なくとも高値でたくさん買ってしまうリスクを低減できます。

買付けタイミングは、変更することもできるので、市場が安定しているときには「月単位」、市場価額が不安定な時は「週単位」などと使い分けることもできます。

毎週か毎月か選ぶイラスト

・三井住友カードでポイント還元始まる【楽天カード比較】

クレカ積立によるポイント還元は、還元率やポイント獲得の頻度などを考慮すると、楽天証券+楽天カードの独壇場と言える状況でした。

ところが、SBI証券+三井住友カードが同サービスを開始(2021年6月30日より)したことで、少し状況が変わりそうです。

公式リリース元:2021.6.30開始 いよいよ始まるSBI証券のクレカ積立|SBI証券

内容を楽天証券と比較すると、次のようになります。

 SBI証券楽天証券
利用カード 三井住友カード楽天カード
獲得ポイントVポイント楽天ポイント
還元率
(年会費)

スタンダードカード
0.5%
(年会費無料~)
1%
(年会費無料)
ゴールドカード
1%
(5,500円~)
1%
(2,200円~)
プラチナカード2%
(3,3000円~)
1%
(11,000円~)
ポイント投資 
ポイント対象となる
買付け上限額 
5万円/月5万円/月
買付け頻度 月1回
*10日締切り、翌月1日買付け
月1回
*12日締切り、翌月1日買付け

 

ゴールドやプラチナカードでは、SBI証券の方が還元率が高くなりますが、年会費を考えた場合、投信積立の他に利用目的がないとコストバランスが悪いですね。

・「つみたてNISA」以外でも、三井住友カードの利用予定(特にゴールドやプラチナカード)がある人
・既に、SBI証券で「つみたてNISA」を運用している人

上記のような方に、SBI証券のクレカ積立は利用価値が高いですね。

 

Vポイント還元のイラスト

まとめると

・「毎日」「毎週」「毎月」など細かく設定できる買付けタイミング
※高値でたくさん買ってしまうリスクを低減できる
・クレカ積立によるポイント還元(年会費無料カード 0.5%還元、月最大5万円まで)
※つみたてNISAの年間上限枠40万円以内に収めるには、 月33,300円×12ヶ月

・ゴールドやプラチナカードを、投信積立以外でも使用する人に利用価値高い

 

SBI証券で「つみたてNISA」の運用を検討されたい方は、次のリンクより公式サイトの内容も確認してみてください。

 

 

4.この記事のまとめ

・長期運用の「つみたてNISA」では、ポイント還元がバカにならない

今回の記事では、ネット証券大手2社「楽天証券」と「SBI証券」を比較して、「つみたてNISA」を運用するなら、どっちに口座を作るとより有用か、実際の経験からまとめてみました。

「つみたてNISA」は対象銘柄の条件が厳格に定められているので、どこの証券会社も似たような銘柄を扱っています。そこで注目したのが「ポイント還元」でした。

《つみたてNISAとポイント還元》

つみたてNISAは長期運用(最大非課税期間20年)が前提
・毎月数百ポイントが、一年で数千、十年で数万ポイント→投資利率に影響

《楽天証券》
投信100円を楽天カード払いで、1ポイント付与
※還元率1%、月最大5万円まで
※つみたてNISAの年間上限枠40万円以内に収めるには、 月33,300円×12ヶ月

《SBI証券》
三井住友カードでクレカ積立スタート(2021年6月30日~)
※年会費無料カード 還元率0.5%、月最大5万円まで
※つみたてNISAの年間上限枠40万円以内に収めるには、 月33,300円×12ヶ月

その他、楽天証券では「楽天ポイント」を再投資にまわせるポイント投資や、SBI証券では買付けタイミングの設定を柔軟に選べることが魅力として上げられました。

つみたてNISAの口座は、複数の証券会社に持つことができません(年1回変更可)。ご自身の都合に合った証券会社の検討に、今回の記事がお役に立ちましたら幸いです。

それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

 
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