『投資』のこと こつこつ投資のコツ

セミリタイア・FIREを目指したい人にオススメのネット証券会社

投稿日:2019年11月10日 更新日:

わかりやすいネット証券口座の比較のイメージ

セミリタイアやFIREで収入の基盤となる投資。株をはじめる第一歩は、証券会社に口座を作ることですね。
ですが、証券口座の開設にはいくつか注意点があり、私もはじめはどこが良いかわからず、証券会社選びで失敗してしまったなあと思うことがありました。

つまづきポイント

・各種の手数料ばかりがかかってしまい、思ったように収益が出ない
→ 特に最初は少額投資からはじめるため、手数料の比率もばかにできない

ただ、気をつけるべき点を押さえれば、目的に応じてコストバランスの優れた証券口座は沢山あります。開設・維持をするのも銀行口座と一緒で料金はかかりません。

自分に合ったネット証券会社を選ぶことで、

・本当に必要な最低限の手数料で済む
→ 収益性の向上や、投資ライフがお得になる場合も(楽天ポイントやTポイントと連携した証券会社など)

私も今では投資の目的と、各証券会社の良い部分を生かして、複数の口座を使い分けるようになりました。セミリタイアやFIRE生活では、用途別で口座を持ち、少しでも収益性を上げることも選択のひとつになります。

そこで、使ってみてわかった各証券会社のメリット・デメリットを踏まえ、この記事では手数料や特徴を比較しています。

下の目次を眺めるだけでも、要点がわかるようになっています。まずは気になる項目から見てみてくださいね。自分に合った証券会社選びに、ぜひご活用ください。

1.セミリタイア・FIREを目指したい人にオススメのネット証券会社の比較

机上のイメージ写真

1-1 ネット証券会社の比較表

私は、ネット証券会社を選ぶ際、次の5つのポイントに注目しています。下の比較表でもこのポイントについてまとめています。

  • 手数料の安さ(よく注文しそうな金額帯に注目)
  • 取扱い銘柄数と種類(国内株、投資信託、外国株)
  • 1株から投資(単元未満株※1)の取扱いと手数料
  • ポイント制度の有り・無し、使いやすさ
  • 提携銀行の利便性(即時入金、入出金手数料ゼロ)

※1 国内株は通常100株単位で売買されます。1~99株で取扱うことを単元未満株や端数株と言います。手数料が別に設定されていたり、そもそも証券会社によっては取扱いが出来ないこともあります。

それぞれのポイントの詳細は、比較表の後で解説しています。気になる項目があればチェックしてみてください。

※表中手数料は税込価格 更新日:2021年7月27日

ネット証券
会社名
1日の合計注文金額による定額制(国内現物株)単元未満株
手数料
~50万円~100万円~200万円
SBI証券0円0円1,278円 注文金額×0.55%
(最低55円)
楽天証券0円0円2,200円取扱なし
松井証券0円1,100円2,200円注文金額×0.55%
岡三オンライン証券0円0円1,430円220円~※2
GMOクリック証券0円0円1238円取扱いなし
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)0円0円880~1,100円取扱いなし


1ヶ月の合計注文金額による定額制(国内現物株)

~50万円~200万円
SBIネオモバイル証券220円(月定額)※31,100円
(月定額)※3
左記定額料金に含む
1注文毎の売買金額による手数料制(国内現物株)
~5万円~10万円~20万円~50万円~100万円~150万円
LINE証券※455円99円115円275円535円640円注文金額×0.2~0.5%
(昼休・夜間 1.0%)
DMM株55円88円106円198円374円440円取扱なし
マネックス証券110円198円275~
495円
成行注文:
1,100円

指値注文:
1,650円
成行注文:
注文金額×0.11%
指値注文:
注文金額×0.165%
注文金額×0.5%
(最低52円)
auカブコム証券99円198円275円 注文金額×0.099%+99円
(上限:4,059円)
注文金額×0.55%
(最低52円)
野村證券152円330円330~
524円
1,048円2,095円注文金額×1.1%
(最低550円)

※プランが複数ある場合は、1日の取引金額が50万円までのときに最も安い料金となるプランを記載しています。150万円を越える手数料は各証券会社のサイトをご確認ください。

※2 岡三オンライン証券の単元未満株取引手数料:(2万円まで)220円、(3万円まで)330円、(10万円まで)660円、以降10万円増加毎に+660円

※3 SBIネオモバイル証券は月の合計注文金額による手数料定額制。ポイント還元により~50万円までは実質0円

※4 LINE証券の国内現物株の売買では、1日に複数回の注文があった場合、約定した合計金額によって手数料が決まります

ネット証券
会社名
取扱銘柄提携銀行(即時入金,手数料無)ポイント制度その他特徴
国内株投資信託外国株
SBI証券2,652件
(9ヵ国)
13行 Tポイント
還元
ネット証券口座数No.1
楽天証券2,699件13行楽天ポイント還元楽天カード等連携でお得感No.1
松井証券1,395件取扱なし17行投資信託ポイントプログラム
岡三オンライン証券548件取扱なし11行なし
LINE証券30件取扱なし7行LINEポイント
(使用のみ)
LINE Pay から入金可
SBIネオモバイル証券取扱なし取扱なし1行 Tポイント
還元
単元未満株も手数料月定額で売買可
SBIネオトレード証券
(旧ライブスター証券)
2件※3取扱なし12行なし
DMM株取扱なし
(米のみ)
約340行DMM株
ポイントプログラム
GMOクリック証券128件取扱なし12行なし高機能な企業分析ツールが無料
マネックス
証券
1,168件
(米,中のみ)
16行マネックスポイント還元米・中株の取扱い充実
auカブコム証券1,317件取扱なし3行PONTAポイント
(投資信託)
野村證券 1,214件
外国投信含む
11行なし老舗証券会社、高い質のサポート

※3 SBIネオトレード証券で取り扱われている投資信託は「ひふみプラス」「ひふみワールドプラス」になります

1-2 ネット証券会社を選ぶポイント

ここでは、ネット証券会社を選ぶ際に注目したい「5つのポイント」を掘り下げて書いていきます。こちらを踏まえて、もう一度、前項の比較表を見ると、また違った見方になるかもしれませんね。

虫眼鏡で覗く男性のイラスト

・国内株の手数料の安さ

証券会社の国内株の手数料プランには、

・1日の注文金額の合計による定額制
・1注文毎に手数料がかかるもの

があります。両方のプランが用意されている場合、1日定額制がコスト面で優れています。

株はじめてで、少額投資の場合「1日の注文金額合計 ~100万円」→ 手数料無料が、現状、最もコストが優れたプランです(単元未満株を除く)。取扱い銘柄の豊富さなど他とバランスを考える、「楽天証券」や「SBI証券」を選択する人が多いでしょうか。

但し、100株未満で取引する単元未満株については、各証券会社とも手数料が別となっていることが多く、注意が必要です。詳細は「単元未満株の取扱いと手数料」の項目をご覧ください。

・取扱い銘柄数と種類

国内株の取扱い銘柄に関しては、各社の違いはほとんどありませんが、投資信託や新興企業の株、外国株の取扱いなどに違いがあります。

よくわからない方は、投資信託の取扱いが豊富にあるところがおすすめできます。投資信託は少額投資をはじめやすく、資産の分散にも向いています。

但し、投資信託の売買手数料は銘柄毎に設定されており、国内株の手数料とは別になります。投資信託の選び方や、投資信託の買付けに適した証券会社について、ご興味のある方は、次の関連記事も是非ご覧ください。

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はじめての投資には「投資信託」がいいと聞くけど、どれを買ったらいいかわからない。そんな疑問に今回の記事では、簡潔かつ実践的な5つのポイントで答えていきます。良い投資信託を選ぶことで、毎日の市場変動を気にせず済む、快適な投資ライフを送れます。

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・単元未満株の取扱いと手数料

国内株を初めて買うのに、最初から10万円を越えるような売買はちょっと怖く感じますよね。

ですが、国内株は100株単位の売買が基本になるため、一度の注文が10万円を超す場合がほとんどです。
(東証1部上場の国内株価の相場は、1株1,000円以上の銘柄で70%近くを占めています。1株1,000円未満の成長株への投資は、リスクの考え方に慣れないうちはおすすめできません)

そこで注目したいのが、1株単位から取引出来る「単元未満株」に対応した証券会社です。

ただし、各社とも別に手数料が設定されていることが多いため、よく確認することが必要です。通常の手数料が安くても、単元未満株の手数料は割高な場合があります。

上掲の比較表では、単元未満株の手数料も並べていますので、通常の手数料と見比べてみてください。単元未満株の運用でコスト面に優れた証券会社は、後の項目で紹介しています。

積木を積む男女のイラスト

・ポイント制度の使いやすさ

最近ではポイント制度を導入する証券会社も増えてきました。

独自のポイント制度のほか、Tポイントや楽天ポイントなど、大手のポイントサービスと連携したり、ポイントで株や投資信託が買える「ポイント投資」が行える証券会社もあります。

ただ、ポイントのお得感ばかりに目が行くと、他でコストがかかったり、購入したい投資商品を扱っていないなど、本末転倒なことになりかねませんね。普段利用しているポイントサービスで、自分の生活と親和性が高いものを選ぶようにしたいです。

現状、ポイント投資で注目度が高いのは「楽天証券」です。後の項目で詳しく紹介しています

ポイントに喜ぶイラスト

・提携銀行の利便性

投資にかかる諸費用で忘れがちなのが、証券口座の入金・出金にかかる手数料です。もちろん無料で済ませるのが最善です。

また、今すぐ買いたいけれど証券口座に資金がない! なんてときに、入金後、直ちに買付け資金として反映してくれる「即時入金」に対応しているとより便利です。通常の入金では、買付け資金として反映されるまで1営業日ほどかかる場合があります。

上掲の比較表では、手数料ゼロ、即時入金に対応している銀行数を記載しています。10行程度の記載がある証券会社であれば、大手銀行はほぼ対応しています。

銀行のイラスト

2.おすすめネット証券会社のメリット・デメリット

地図のイメージ写真

各証券会社の特徴には一長一短があり、何を優先に考えるかで選択も変わってきます。

比較表を見ただけでは、よくわからない・・・そう感じる方向けに、私が実際に利用してみた実感から、株はじめての人や中長期投資におすすめできるネット証券会社を上げてみました。気になる証券会社があればチェックしてみてください。

・楽天証券「楽天ポイントでお得感No.1」

楽天証券、最大の注目は「投資信託の積立」です。

毎月決まった額を購入する「投資信託の積立」(投信積立)に、楽天カードを利用すると楽天ポイントがどんどん貯まっていきます。
(投信積立の支払い100円につき1ポイント。5万円/月まで)

投資信託の積立にクレカ利用し、ポイント還元を受けられるサービスは他を見ても限られており、楽天証券は「還元率」や「ポイントを利用した投資が可能」といった点で優れてるな~と思います

私の実感ですが、投資信託の積立5万円/月、楽天の他のサービスも併用で、年間7000~8000ポイントは付与されています。このポイントはさらに投資信託の買付けに利用できるので、投資の利益率が上がりますね。

楽天証券の取扱い銘柄の種類や数、手数料の安さも業界トップクラスの水準。口座数も業界第2位と、安心感も高いです。最初の証券会社として「楽天証券」を選ぶ人も多いですね。

楽天カードのイメージイラスト

良いところの多い楽天証券ですが、単元未満株を取扱っていない点が残念です。
株はじめての方は、投資信託→単元未満株の少額投資とステップを踏んで、経験を重ねていくことがおすすめです。個別株の投資をしたくなったら、楽天証券も併用しつつ、次の証券口座の検討を考えてもいいかもしれません。(単元未満株のコストに優れた証券会社は、次項をご覧ください

私が楽天証券で投信積立を1年以上継続した実績や、他社との詳細比較をした記事もあります。ご興味のある方は、ぜひご活用ください。

楽天証券 メリット・デメリット

-メリット-
・投資信託の積立てを楽天カード払いで、楽天ポイントがどんどん溜まる
※投資利率 1%向上(買付け金額 5万円/月まで)
・取扱い銘柄数、手数料の安さも業界トップクラスの水準
-デメリット-
・1株から投資(単元未満株)の取扱いがない

楽天証券は、投資初心者の人にも使いやすい証券会社です。口座開設にご興味のある方は、次のリンクより、公式サイトの内容も確認してみてください。
 

 

・LINE証券「1株から手軽に出来る、投資デビュー向き」

LINE証券で注目したいのは、1株から投資(単元未満株)のコストが優れている点です(LINE証券では「いちかぶ」と呼称)。特に1ヶ月の投資金額が1万円程までの少額、お試し投資で業界最安値水準になります。

単元未満株のコストは、各社とも料率(株価×一定率)で計算されるため、分かりづらいですね。そこで「1株1,980円のJT株」を購入した場合で料金を比較してみました。

※表中手数料は税込価格

JT(日本たばこ産業)を1株~50株買った場合の手数料比較 ※1株 1,980円として計算
(税込) ネオモバ
(SBIネオモバイル証券)
LINE証券
(株価×0.2%のスプレッド)
SBI証券
約定代金×0.55%(最低55円)
1株の手数料220円→200pt還元4円55円
5株の手数料220円→200pt還元20円55円
10株の手数料220円→200pt還元40円109円
20株の手数料  220円→200pt還元80円218円

表中からもわかるように、LINE証券はネット証券大手のSBI証券と比較しても、単元未満株のコストで大きく有利になっています。

ネオモバイル証券は、単元未満株の取引きを月定額で行うことができ、毎月200ptのTポイント還元があるため、実質コスト20円です(月間売買金額が50万円まで)。但し、支払いが「クレジットカード」のみで、取引きしなかった月も最低220円コストがかかってしまう点が残念です(ネオモバの詳細は、次項をご覧ください

LINE証券の強みは、

・1株からでも気軽に取引きできる(LINEアプリの使い慣れた操作感)
・1ヶ月に約1万円(1~5株程度)までのお試し投資でコスト最安水準

であることです。

まだ継続して投資をするかはわからないけれど投資デビューしてみたい人、国内株を初めて買ってみたい人にLINE証券は向いていると思います。口座開設の販促キャンペーンも積極的に行っているので、投資未経験の人でもハードルが低くなりますね。

スマホでLINE証券を見るイラスト

一方で、100株単位で国内株の売買をどんどん行いたい人には、あまりLINE証券を利用するメリットがありません。扱っている投資信託の銘柄も限られており、NISA口座にも対応していません。投資中級者以上の方は、利用方法をよくよく検討する必要がありますね。

各種の販促キャンペーンなどを利用しながら、LINE証券で1年以上運用を継続してみた実績や他社との詳細比較をまとめた記事もあります。ご興味のある方は、こちらもご活用ください。

LINE証券 メリット・デメリット

-メリット-
・1株から気軽に取引きできる(LINEアプリの使い慣れた操作感)
・1ヶ月に約1万円(1~5株程度)までのお試し投資でコスト最安水準
-デメリット-
・100株単位で国内株の取引きをどんどんした人には向いていない
・投資信託の取扱い銘柄が限られている。NISA口座未対応

LINE証券は、国内株の投資未経験の方が手軽に初めてみるのに丁度良い証券会社です。口座開設を促すキャンペーンも積極的ですが、時期によって内容が変わるため、次のリンクより、公式サイトの内容も確認してみてください。
 

 

・SBIネオモバイル証券「1株から投資の手数料 実質20円」

SBIネオモバイル証券は、SBI証券とTポイント運営事業を行うCCCマーケティングの合併会社です。「ネオモバ」と略されることも多いです。SBI証券とは別の会社なので注意したいですね。

SBIネオモバイル証券の特徴は、次の3点です。

・手数料プランが月定額制
・期間固定Tポイント→月200ポイント付与
※他に、サービス使用料×1% Tポイント付与
・Tポイントを国内株(単元未満株含む)の購入に利用可
ネオモバの利用料金の画面写真

ネオモバの手数料(月定額制)

上掲の手数料表より、「月間の取引額50万円まで→手数料220円」ですが、期間固定ポイント200ポイント付与で、200円相当分が還元されています。つまり、実質の支払いが消費税20円分だけです。

また、多くの証券会社で「単元未満株」の売買に別の手数料が設定されているのに対して、SBIネオモバイル証券では、月定額料金で「単元未満株」の売買も行うことが出来ます。さらに、付与されたTポイントを利用して、国内株を購入することもできます(足りない分を現金と併用可)

これは他の証券会社にない大きな利点です。

良い部分を持ち合うイラスト

ただし、SBIネオモバイル証券にはいくつか注意点もあります。

月定額料金(サービス利用料)は、売買が無くても月最低220円(税込)支払い有り
・投資信託や外国株の取扱い無し
NISA口座やiDeCo口座の取扱い無し

一番の注意点は、月額最低200円(税別)の支払いですが、これは支払い方法が「クレジットカード」のみとなっており、自動で引き落としされてしまいます。但し、いつでも使用を止めることはできます。その際、使用を止めた月の料金(翌月払い)の支払いは発生してしまいます。

SBIネオモバイル証券は、1株から投資(単元未満株)の取扱いに非常に特化していると思います。手軽さでは、最低利用料がないLINE証券に負けてしまいますが、投信積立のように国内株を毎月コツコツ買付けしたい人に向いています。高配当株の長期保有とも相性がいいですね。

SBIネオモバイル証券で配当金が年間8万円になった実績(銘柄詳細など)についてまとめた記事もあります。こちらの記事も是非、ご活用ください。

関連記事
アイキャッチ画像「ネオモバの配当金の実績」
【ブログ】ネオモバで配当金、年間8万円になった実績公開

ネオモバで高配当株を中心にコツコツ投資し、1年間で受取った配当金についてまとめたブログ記事です。2020年は合計8万円程になりました。保有銘柄の詳細や、ネオモバで運用するコツや利点などもまとめています。

続きを見る

SBIネオモバイル証券メリットデメリット

-メリット-
・月間50万円までの売買→実質の手数料 20円
※期間固定Tポイント→毎月200pt還元
・単元未満株も月額手数料に込み
・付与されたTポイントは株式購入に利用可
-デメリット-
・売買無くても月最低220円(税込)支払い有り
※支払いはクレジットカードのみ
・投資信託、外国株の扱い無し
・NISA口座や、iDecoの取扱い無し

注意点はあるものの、1株から投資(単元未満株)の購入へ上手に利用することでメリットの高い証券会社と言えます。

 

スマートフォンのイラスト

・SBI証券「安定のネット証券大手、外国株に注目」

ネット証券の超大手です。手数料は最安値水準、取扱い銘柄も国内・外国株、投資信託も合わせて不足を感じたことがありません。特に、外国株の取扱いについて、他社にない「豊富な銘柄」「為替手数料の安さ」が上げられます

米国を含めた世界9カ国の株式が運用できる
ドル円為替手数料が、業界最安値(1ドル当たり4銭)
※楽天証券は1ドル当たり25銭
※SBI証券で上記為替手数料を利用するには、住信SBIネット銀行の利用が必要

米国株式やETFを買おうと思ったら、ドルを調達する必要がありますが、その際為替手数料が発生します。

例えば、コツコツと米国ETFの買付けを100万円まで続けたとしたら、

ドル円為替手数料の比較(1ドル=108円として計算)
SBI証券
(住信SBI銀行 4銭/ドル)
楽天証券
25銭/ドル
1万円3.70円23.15円
5万円18.51円115.74円
10万円37.03円231.48円
20万円74.07円462.96円
40万円148.15円925.93円
70万円259.26円1620.37円
100万円370.37円2314.81円

楽天証券と比較すると、最終的には2,000円近い為替手数料の差が出ています。チリも積もれば山となりますね。

ドル円のイラスト

全てが平均以上のSBI証券は、デメリットも特に感じたことがありません。ただ、楽天証券の「投信積立でポイント還元」やLINE証券やネオモバの「単元未満株のコスト」などのように投資初心者に使いやすい特徴が少ないとも言えます。汎用性が高い分、中級者以上の人に使い勝ってがいいかもしれませんね。

SBI証券メリットデメリット

-メリット-
・米国株の取扱い数が豊富(米国市場ETFも300件以上)
ドル円為替手数料が、業界最安値(1ドル当たり4銭)
 ※住信SBIネット銀行の利用が必要
-デメリット-
・汎用性が高い分、投資初心者が使いやすい特徴が少ない

 
SBI証券を検討してみようかな? とお考えの方は、次のリンクから公式サイトの内容も確認してみてください。最新のキャンペーン情報もわかります。

 

3.証券口座のマメ知識

本のイメージ写真

3-1 証券口座開設に必要なもの

ネット証券会社は、口座開設も店舗を訪れる必要がなくネット(書類のwebアップロード)で完結します。早ければ手続き入力が5分程の証券会社もあります。

ネットで手続きした後、4~7日ほどで口座開設通知(口座番号、ID、パスワード)が郵送で届きます。提携銀行の設定などすれば、すぐに取引を開始できます。

口座を開設する手続きにあたって、下記のものが必要になるため準備をしておくとスムーズです。特にマイナンバーカードはとても便利です。まだの方は、この機会に発行を検討してもいいかもしれませんね。

マイナンバーカードのイラスト

マイナンバーカード1枚あればOK!

マイナンバー通知カード

マイナンバー通知カードは、その他写真付き身分証等が必要

口座開設に必要なもの

-これ1枚でOK-
・マイナンバーカード(本人写真付き)
 
-マイナンバーカード未発行の人-
・マイナンバー通知カード 及び、
 顔写真付き身分証明書1点(運転免許証、パスポート、住基カードなど)
 又は、顔写真なし本人確認書類2点(健康保険証、住民票、印鑑登録証明書など)

3-2 一般口座、特定口座、NISA口座

口座開設の手続きで「一般口座」「特定口座」「NISA口座」の選択があります。これは主に税金の計算や支払い方法をどうするか(確定申告)に関わってきます。

株や投資信託で得た利益(配当金、売却益)には、約20%(20.315%=所得税率15.315% + 住民税率5%)課税されます。

各口座での取扱い方法は次のようになります。
迷ってしまったら「特定口座(源泉徴収あり)」からはじめることをおすすめします。

道を選ぶ人のイラスト

一般口座

株初心者にはおすすめできません。
税金の支払いに関わる1年間の損益計算を自分で行います。所得控除を考慮すると確定申告が不要となるくらい利益が少なかったときにメリットがあります。

 

特定口座(2種類あります)

特定口座では納税額の計算に必要となる1年間の損益を「年間取引報告書」として証券会社が作成してくれます。確定申告と納税方法の違いで2種類にわかれます。

(源泉徴収あり)おすすめ
確定申告が不要。損益計算と納税を証券会社が代行してくれます(配当金や売却益の支払いは、すでに税金の引かれた金額が振り込まれます)
※税金過払い時は、確定申告をしたうえで還付申請をすると戻ってきます。

(源泉徴収なし)
損益計算は証券会社が行ってくれますが、確定申告・納税をを自身で行います。
複数の証券会社で損益を通算したい場合や、各控除によって税金が過払いになる時にメリットがあります。

確定申告のイメージイラスト

NISA口座

NISAは、少額投資非課税制度の呼称です。株や投資信託などで得た利益にかかる税金を非課税にできます。年間の購入取引額120万円まで(これを非課税枠といいます)の株や投資信託などから生じる配当金、売却益に5年間税金がかかりません。

また、つみたてNISAと呼ばれる制度もあります。年間の非課税枠40万円まで、投資信託の積立に限って20年間税金がかかりません。積立てることのできる投資信託には条件があります。つみたてNISAと一般NISAを併用することはできません。年で切り替えることは可能です(※)

※「通常NISA」と「つみたてNISA」の切替えは、10月1日~12月31日までの申込みで、翌年より変更可

年間非課税枠非課税
年数
対象
NISA120万円5年投資商品
全般
つみたてNISA40万円20年投資信託の積立てのみ(条件有り※)

※NISAの詳細は、金融庁の「NISA特別ウェブサイト」をご確認ください

NISAのイラスト

NISA口座は後からでも開設できます。NISA口座は、証券会社によらず個人で1口座です。証券会社の変更には時間がかかるため注意が必要です(※)

※NISA口座を持つ証券会社は、毎年9月まで年1回変更可。NISAで取引き実績ある場合、翌年まで変更不可

まずは気になるネット証券会社を試してみて、そこが自分に合っているようならNISA口座も作り、有効に活用するのが面倒な変更手続きもなく、スムーズかと思います。

 

4.全体のまとめ 目的によって証券口座の使い分けも

手帳のイメージ写真

ネット証券会社は、各社、一長一短の特徴を持っています。
口座の開設や維持は無料です。慣れてくれば、自分の投資スタイルや目的に合わせて使い分けるのも選択肢になりますね。

セミリタイアやFIREを考える場合、投資は避けて通ることが出来ない収入基盤になります。自分に合った証券会社と末長く付き合っていきたいですよね。

お金を貯蓄する女性のイラスト

この記事のまとめ

ネット証券会社を選ぶポイント

・手数料の安さ
 →よく注文しそうな金額帯を確認
・取扱い銘柄数と種類
 →国内株、投資信託、外国株など欲しい銘柄をチェック
・国内単元未満株(100株単位未満)
 →取扱いをしているか、手数料は?
・ポイント制度
 →自分の生活に利便性が高いか?
・提携銀行の利便性
 →即時入金、手数料ゼロ
 

株初心者におすすめできるネット証券会社

楽天証券
投資信託の積立を楽天カード払いで、ポイント還元(還元率1%、月5万円まで)
LINE証券
LINEアプリの操作感で、手軽に1株から投資デビュー(月1万円程までの単元未満株コストが最安水準)
SBIネオモバイル証券
月50万円まで実質手数料20円、単元未満株こつこつ買付け向き(高配当銘柄など)
SBI証券
外国株の取扱い豊富、ドル為替手数料が業界最安値水準(1ドル当たり4銭)
※住信SBIネット銀行の利用が必要

口座開設のマメ知識

・口座開設に必要なもの
→ マイナンバーカード、又はマイナンバー通知カード+身分証名書
・口座の種類(一般、特定口座)
→ はじめは「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめ
・NISA口座はとても有用だからこそ、どの証券会社に開設するかは慎重に
(NISA口座の開設は後からでも可)

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