『本』のこと

書籍『ブラック職場があなたを殺す』わかりやすい解説&まとめ

投稿日:2020年1月2日 更新日:

今回の記事では、スタンフォード大学ビジネススクール教授のジェフリー・フェファーさんが書いた『ブラック職場があなたを殺す』を紹介します。

この本は、ずばり「ブラック企業の特徴」「ブラック企業を避ける、辞める」にはどうしたらいいのか? が書かれています。そして社会に対して「ブラック企業を無くすための方法」を提示しています。

著者のジェフリー・フェファーさんは、組織行動学を専門にスタンフォード大学で教鞭をとるかたわら、『「権力」を握る人の法則』『悪いヤツほど出世する』『なぜ、わかっていても行動できないのか?』といった企業組織論についてのベストセラー本を数多く手がけてきました。また、「経営思想家トップ25」(Thinkers50)「最も影響力のある国際的なHR思想家」(HRマガジン誌)などのランキングにも選出されています。

ジェフリー教授は、今までどちらかというと「組織で権力を握る方法」や「リーダーシップを発揮するやり方」といった経営よりの話をしていました。ですが、この本では「過労死」や「ワーク・ライフ・バランス」といった労働者よりの話を論じています。むしろ、企業経営の本質としてそれらに注目しているのです。

この記事の前半では、本の内容から「自分の会社はブラック企業ではないのか?」
「就職しようとしている会社は本当に大丈夫なのか?」
など、判別するためのポイントを簡潔にまとめました。

記事の後半では「ブラック企業を辞め、避けて生きる」べき理由をはっきりさせ、社会的公害である「ブラック企業」を淘汰するために私たちができることを本よりまとめています。

ジェフェリー教授の著書『ブラック職場があなたを殺す』は、豊富なデータと研究成果を根拠に、私たちがブラック企業から身を守る方法や、社会から追い出す方法を提示してくれています。また、ホワイト企業とブラック企業の両方を経験してきた私の身近にあった具体例も交えて、書籍の理解を補足しています。

この記事が働くことに関して不安や悩みを抱えている皆さんのお役に立ちますように

1.「ブラック職場があなたを殺す」を読むとわかるブラック職場の特徴(ストレス要因)

「ブラック職場のストレス要因は受動喫煙と同じくらい有害である」

ジェフリー教授は、職場のストレス要因がどれほど有害であるか、身体(フィジカル)や精神(メンタル)に与える影響を受動喫煙と比較しています。

『ブラック職場があなたを殺す』ジェフリー・フェファー著 P70~71より引用

職場のストレスと受動喫煙の影響比較
職場ストレスと受動喫煙の影響比較(死亡)
※オッズ比:ある疾患への罹りやすさについて「ストレス要因のない集団」を1としたときの比率

この比較からもわかるように、職場のストレスが受動喫煙と同等かそれ以上の悪影響を健康におよぼしています

受動喫煙の危険性は、社会的に問題視され、禁煙や分煙化が当たり前になりました。路上喫煙禁止に関わる条例が制定されている市区町村も珍しくありません。

一方、同等以上に健康へ悪影響を与える「職場のストレス」に対して、なぜ野放しにされてしまうのか? 受動喫煙と同じように、もっと社会的な対応をとらなければ、働く人の健康が守られないというのがジェフリー教授の主張です。

次からは具体的に健康に重大な悪影響を与えるストレス要因について見ていきます。これらの項目が当てはまる会社や職場は「ブラック」と言えるでしょう。

ブラック企業のイメージ

1) 仕事の裁量が乏しい

理不尽な出来事は、人に強いストレスを与えます。災害や事故などで親しい人が突然、何のいわれもなく亡くなると、人はその不合理な死に強い悲しみや憤りを感じます。

同じように非効率な仕事のやり方を強要されたり、上司の機嫌で罵倒されたりすれば、その理不尽さに人は強いストレスを受けます。

仕事の裁量と健康との関連性は、1970年代にイギリスの疫学者マイケルマーモット氏のチームが「イギリス公務員は、地位が上がるほど脳血管障害や冠動脈性疾患の発症率が下がる」ことに気が付きました。その後「ホワイトホール研究(※1)」として大規模な調査に発展しましたが、その報告の中でも「仕事の裁量と健康」は相関があることが示されています。

※1 ホワイトホール研究:ロンドン官庁街の通りの名称「ホワイトホール」にちなみ名付けられた。イギリスの官僚組織を対象に職階による心臓疾患などの発症率の違いを調査した研究。"Contriburion of job Control and Other Risk Factors to Social Variations in Coronary Heart Disease Incident"

それも当たり前で、自分の仕事を自分で少しも決められないという状況がどんなにストレスフルかは簡単に想像できるでしょう。

そのような職場では、何をするのに行動前に上司に伺いを立てなければ仕事ができない、非効率で息苦しい環境となり、上司によるパワハラも横行しがちです。上司の仕事がマネジメント(管理)ではなく、監視になっているからです。

仕事の監視のイラスト

ブラックもホワイト企業も両方経験した管理人的補足

《ブラック職場における裁量のない例》
・客先に向かう前、着いた時、商談終了、帰社した時など、逐一報告を求められる
・強いトップダウン。管理職が社長や役員に怯えている
・仕事の目標に対して上司との面談やすり合わせがない

2) 長時間労働、不規則な勤務時間

常態化した長時間労働や、不規則な勤務時間は様々な悪因を生じさせます。仕事と家庭の両立困難はもちろん、睡眠不足の状態が長く続けば、直接健康に悪影響があることは間違いありません。突然死(心筋発作など)や、うつ病・自殺の原因になるのもこの長時間労働です。

長時間労働は集中力を低下させ、仕事の効率も大きく下げます。なぜそうまでして会社は働く人に長時間労働をさせるのでしょうか? 原因は「業種」と「24時間営業」が上げられます。

  • 業種によるもの
    投資銀行、広告業、マスコミ、法律関係の職業、ハイテク企業、非営利法人の一部には途方もない長時間労働を強いられるものがあります。そもそもの業務量が多いことや、マスコミのように時間が不規則であることが当たり前であったり、苛烈な出世競争など。突然死や自殺のニュースを度々に目にするのも比較的特定の業種が多いと言えます。
  • 24時間営業によるもの
    コンビニや自動車保険のコールセンター、外食業、24時間操業の工場など、深夜や休日であっても仕事をしている人はたくさんいます。それらの人々はシフト制で働いていますが、管理する者は限られた少人数です。もちろん何かがあれば、管理者は昼夜・休日問わず呼び出されることになります。

また、電子端末の普及でいつでもどこでも「つながる」状態になり、上司や客の都合で手軽に勤務外時間の対応を迫られるのが現状です。
フランスでは、オフ時間に「つながらない権利」を盛り込んだ法案を可決(2016年)しました。就業時間外に飛びかう仕事のメールや電話は就労者の健康に悪影響をおよぼし、疲労感を強め、ワークライフバランスを損ねるのは当たり前でしょう。

会社からの連絡に大変なイラスト

ブラックもホワイト企業も両方経験した管理人的補足

・私は24時間操業を行う製造工場で、稼働や品質に関わる管理監督をしていました。昼夜休日問わず、ライントラブルや品質判断について、いつ電話がかかってくるかわからない状況(実際週に3~4回は深夜や休日に連絡がある)で、常に戦々恐々としていました。

他の管理者も同じなのだから、当たり前にガマンしなければいけないと思い込んでいましたが、仕事の連絡ではなくても電話の着信音を聞くと動悸が止まらなくなってしまいました。今でも着信音で少しフラッシュバックがあります。私はまだマシな方ですが、取り返しが付かないほど健康を害してしまう人がたくさんいます

3) 過度に競争をあおる

ブラック企業の特徴として、社員や部署間の競争を過度にあおる傾向があります。

社員間のラットレースや、相対評価による強制的な順位付けは職場に閉塞感や、ソーシャルサポートの欠如を生みます。社員間の足の引っ張り合いや、協力が減ってしまうことは明らかでしょう。過度な競争は、ライバルに少しでも差をつけようと長時間労働にもつながっていきます。

競争意識をあおりがちな企業は、少ない資源やシェアを奪い合うことでしか利益を高めるすべがない業種によく見られます。対外的にそのような奪い合いをする企業は、社員にも、同様な仕事のさせ方をするのです。M&Aを繰り返すことで大きくなる会社もそのような傾向にあります。

商売の本質は「顧客や取引先との間にWin-Winの関係を築く」ことです。相手を食い物にしたり、ましてや騙すようなことをしては長く生き残ることはできないでしょう。
仕事の請負先に過大で横柄な要求を平気で行っているうちに、相手にされなくなっていきます。

ラットレースのイラスト

ブラックもホワイト企業も両方経験した管理人的補足

・私がいたブラック企業では、部署ごとに点数がつけられ評価をされていました。相対評価による強制的な順位付けでした。部門長は順位に対して常に「負けたら悔しいと思え」や「どこそこの部署にケンカを売る気持ちでやれ」などの発言を繰り返し、職場は殺伐とした雰囲気でした。

「負けたら悔しいと思え」などは業務を行ううえで必要のない個人の思想・信条の自由に抵触する行き過ぎた発言です。

4) ソーシャルサポートの不足

何かあったときに支えてくれる人がいるとの思いは不安を和らげ、ストレスを大きく軽減させます。

家族ももちろんですが、仕事に関わる不安は、職場で支えあえることが理想的です。風邪をひいたときに、自分の仕事を代わってくれる同僚のような日常的なものから、家族の死、自身の大病、仕事上の大きな障害など、一緒に乗り越えてくれる仲間がいれば大変心強いものです。

しかし、上述の「競争を過度にあおる」ような風潮では、職場での協力も得られにくいでしょう。

ブラック職場では、社員ひとりあたりが抱える仕事量も常識を超えているため、そもそも互いに協力しあう余裕がないことも多いでしょう。上司も管理しなければならない部下が多すぎて、十分なフィードバックを行えなず「教育研修の不足」や「目標のすり合わせも行えない」など、コミュニケーション不全が横行します。

また、昨今「労働組合」の重要性が軽視され、投資家からも「企業利益を損なう存在」として疎まれるような風潮にあります。ですが、働く者の健康やモチベーションを向上させることで、長い目で見たときに、労働組合は会社の利益に貢献する存在であり、36協定(※2)など法律へのきちんとした対応や、働く者の自助組織としての役割は労働組合以外で実現させるのは難しいでしょう。
労働組合やそれに代わる組織の活動がきちんと行われていない企業は避けた方がいいです。

※2 36協定(サブロクキョウテイ):残業時間の上限について労使(労働者と使用者)の間で取り交わすルール。その設定根拠が労働基準法第36条にある。

崖から落ちそうな人を助けるイラスト

ブラックもホワイト企業も両方経験した管理人的補足

《ホワイト企業の労働組合》
私が在籍していたホワイト企業の労働組合は、賃金交渉だけではなく、職場の働きやすさ福利厚生、そのとき社内で負荷のかかっている部門へのサポートなどを会社に打診し、会社人事部と一緒になって取り組んでいました。また、労働組合の役割について新入社員に対して教育が行われていました。

社員レクレーションやボランティア活動ばかりを行っている労働組合もありますが、会社に対して対等にものを言えなかったり協力体制が作りにくい裏返しの場合があります。つまりブラック企業が、労働組合を軽視しているということです。

2.ブラック職場を辞めるべき理由

1) ブラック企業は社会的公害である

自分の会社がブラック企業だと気が付いても、様々な理由で辞めることのできない人が沢山います。私もその一人でした。ひとつひとつの理由は後述しますが、まずはどんな理由があたっとしても「ブラック企業はすぐに辞めるべき」とジェフリー教授は主張しています。

会社を退職するイラスト

理由1:人の健康は利益・コストより優先

どんな業種、職場で働く人も、社員は人間であり本来的に幸福に生きる権利があります。経営判断においても相応に優先されるべきであり、利益やコストの優先度とは無関係です。その前提のない企業はそもそも社会的な価値が低いでしょう。

 

理由2:ワークライフバランスと利益は相反さない

企業利益と働く人の健康は決して相反するものではなく、両立が可能なものです。長時間労働では人の生産性を大きく下げます。働き甲斐やワークワイフバランスに力を入れている多くの企業(例えば、パタゴニア、グーグル、ランドマーク・ヘルスなど)の生産性は同業他社に比べて非常に高いことからも裏付けられます。

利益より健康が大事なイラスト

理由3:人も守るべき資源

環境保全と同じように、持続可能な社会の実現には「人的資源」の持続性も含まれます。このことを経営判断に十分も盛り込めない会社はいずれ相手にされなくなります。今や環境について配慮しない企業が淘汰されているように、人を大切にしない企業には将来性がありません。

 

理由4:社会への負担

離職率が高く、結果として人的資源の使い捨てになる企業は、そこにかかるコストを広く社会に負担させていると言えます。健康を害することでかかる医療費、安易な人員削減による公的補助金の発生など。会社は人的資源を使い捨てたとたんに、自分のところで本来持つべきコストから逃げているのです。このような不健全な状態は、社会に長く認められません。

そして、何より身体やメンタルの健康に取り返しのつかない被害が出てしまってからでは遅いのです。受け入れがたいと感じることは受け入れる必要がないことに、勤勉な人ほど気づくのが遅れ、取り返しのつかないことになっていしまいます。

2) なぜブラック企業を辞められないのか?

現実に人々はさまざまな理由から有害な職場にとどまるざるをえなくなっています。その状況について、ジェフリー教授は「いわば(ブラック企業の)罠におちている」と言います。

ブラック企業の罠のイラスト

経済的な理由

ブラック企業の多くはあえて「失業率の高い地域」や「賃金水準の低い地域」に倉庫やコールセンターなど低賃金で働かせたい事業の拠点を置く傾向にあります。他に働き口がない人にとっては、ブラック企業の罠にはまっていると言えます。また低賃金によって、十分な貯えがないため、次の仕事を探すまでの生活費をまかなうことができず、やむを得ずブラック企業で働き続けてしまうこともあるでしょう。

 

ブラック企業からの煽り、高額な給与

「ここを辞めたとしても、他もどうせ一緒だろう」という根拠のない諦めがはびこる場合があります。それは「うちでやれなかったら、ほかでもダメだ」とパワハラ上司に言い含められていたり、働き方や労働基準法などの必要な教育を受けていないことによります。

また、辞める意思表示をすると「つまり君には、この仕事をやる能力が足らなかったのだね」などプライドを刺激したり、将来への不安をあおることがあります。しかし、断じて能力がないから辞めるわけではありません。自分のせいではなく、会社側の不備で辞めることをしっかりと伝える必要があります。例え、高額な給与条件をちらつかされても同じです。

 

魅力的な経歴、刺激的な仕事

その企業で働くことで経歴に箔がついて転職で有利になったり、刺激的な仕事にいわば麻薬のようにおぼれてしまう場合があります。そのような時こそ、健康の価値に気が付かなければいけません。同じような職種で、もっと働き方を改善できる会社は絶対にあります。

魅力的な条件に釣られる人のイラスト

辞めるエネルギーが残っていない

無気力のままブラック企業で就労を続けてしまう人もたくさんいます。転職先を探すエネルギーや時間が残されていない。どれほど不快な職場であってもそのまま居続ける方が楽だと感じている状態です。

これらの理由でブラック企業に居続ける多くの人が、最終的には就労が困難となるほど健康を害して、結局辞めていきます。取り返しがつかなくなるほど健康を害してしまったとしても、企業はその人に本来払うべきコストを社会に押し付けておしまいです。時間も健康も戻ってはこないのです。

3.ブラック企業を無くすためにできること

ブラック企業に遭遇した場合、個人レベルではさっさと逃げるのが最良の選択です。しかし私たちが社会の一員として意識し、取り組めることもあります。ジェフリー教授があげたものの中から特に大事だと思ったことを3つ紹介します。

ブラック企業禁止のイメージ

・ブラック企業名を公表する

ブラック企業名を公表する機関はまだ限られていますが、私たちがそういった発表に注目するだけでも価値があります。注目が集まれば、情報の質の向上や、影響度も増していくでしょう。環境保全と一緒で、そのような不名誉な注目を集めた企業の経営者は、何とかしようと思うはずです。何とかしようとしない企業には、もう優秀な人材が寄りつかず淘汰されていきます。

・負の外部効果を明らかにする

前述のとおり、ブラック企業が使い捨てにした「人的資源」にかかるコストは、社会が受け持つことになります。医療費や公的補助金などに、税金が使われます。それらを算出し、明らかにすることで社会の意識が高まります。もちろん個人ではそのような調査は難しいですが、ブラック企業の公表と同じように、国民が税金の使い道について注目をしていくことで、公的機関へそれらの調査を促すことになります。

・社会の持続可能性を

SDGs(※3)という言葉が広く知られるようになってきました。これは、人が幸福に暮らす持続可能な社会の実現のため、国連によって採択された17の目標のことです。私たちの将来、そして未来の社会に対する責任と言えます。SDGsに取り組まない企業は、今後、世界のあらゆる取引先から相手にされません。

※3 SDGs(エス・ディー・ジーズ):持続可能な開発目標として2015年の国連サミットで採択された17の国際目標。貧困や飢餓、環境といった従来から課題だけでなく格差やジェンダー平等、働きがいといった近年の社会課題も包括されている。

17の目標のうち、「(3) すべての人に健康と福祉を」「(8) 働きがいも経済成長も」については、「ブラック企業」の存在を許さない内容です。私たちがブラック企業を去る決断をしたり、就職先や投資先として選ばないことが、社会の持続可能性を進展させることにつながります。

持続可能な社会のイラスト

4.最後に「人生にとって大切なものは何か?」

ジェフリー・フェファーさんの『ブラック職場があなたを殺す』について、私の経験も踏まえ大事だと思う部分を抜粋して紹介をしました。

この書籍を通して、私自身がブラック企業で働いていたときに「何がブラックだったのか?」「そのときどうすればよかったのか?」を改めて整理することができました。言葉にできずもどかしく感じていた部分がすっきりするだけでも、迷いや不安が解消し、とるべき行動がはっきりします。もっと早くこの書籍に出会えていたら、余計な迷いや時間を浪費しなかったなあと思います。

現在働くことについて不安や悩みを抱えている人がいらっしゃいましたら、どうか「自身の生活や人生にとって何が一番大切か」を考えていただくきっかけになりますように。

また、あえて触れませんでしたが、残業代の未払いなど、法律に反することをしている企業は論外です。決して他の会社も一緒などということはありません。不当に労働力を搾取され続ける前に辞めるべきです。

この記事のまとめ

『ブラック職場があなたを殺す』ジェフリー・フェファー著の要約
 
1.ブラック企業の特徴(ストレス要因)
 1)仕事の裁量が乏しい
 2)長時間労働、不規則な勤務
 3)過度に社員間の競争をあおる
 4)ソーシャルサポートの不足
 ※ソーシャルサポート:職場仲間の理解や援助、労働組合の適切な活動など

2.ブラック企業を辞めるべき理由
 1)ブラック企業は社会的公害である
 ・人の健康は企業の利益・コストより優先である
 ・ワークライフバランスと利益は相反さない
 ・環境と同じように人も守るべき資源
 ・ブラック企業は、社会への負担を増している
 2)ブラック企業を辞められないのは?
 ・経済的な理由
 ・ブラック企業からの煽りや高額な給与
 ・魅力的な経歴、刺激的な仕事
 ・辞めるエネルギーが残っていない
 →いずれの理由もブラック企業の罠に陥っている。様々な理由でブラック企業に居続けても、結局最後には健康を損なって辞めることに

3.ブラック企業を無くすためにできること
 ・ブラック企業名を公表する
 ・負の外部効果を明らかにする(企業コストを税金が肩代わりしている)
 ・人間の持続可能性を社会テーマとして捉える
 →私たちひとりひとりが、ブラック企業を辞め、就職先や投資先に選ばないことでブラック企業は淘汰されていく

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